親指シフト配列とたわし その2
こうしてPC98時代のエミュレーターソフトを使っての親指シフト導入は失敗に終わりました。
失敗に終わった理由として
- 初めてのエミュレーターソフトに過度の期待を持っていたこと
- 当時使っていたキーボードが親指シフトに合わなかったこと
- 親指シフトの習得が予想以上に困難だったこと
があげられますが、とどのつまり僕の親指シフト導入の見通しが甘かったことにつきると思います。そして、そのまま親指シフト導入本はコミ箱へ。
このときは再び親指シフトと巡り会うとは思っていませんでした。結局、その後約7年にわたって、僕はローマ字入力で執筆することになります。
それから7年後。僕はローマ字入力に限界を感じていました。
ローマ字入力は覚えるキーが少なくてすむ反面打鍵数が多くなる傾向にあり、僕はいつしかキーボードを打つことに苦痛を覚えるようになっていたのです。
写すのではなく執筆という作業である以上、あまりスピードは必要としませんが、気持ちよく入力できることは絶対条件になります。いつの間にか、ローマ字入力が僕の神経のを逆なでするようになっていました。
まあ、ぶっちゃけ思うように書けないのを道具のせいにする、いつもの病気が発症した訳です。
ネットで親指シフト配列の進化形であるニコラ配列というものを知り、そのエミュレーションソフトである「親指ひゅんQ」を導入。
どういう訳か、今度は多少のつまずきはあったものの習得に成功。
その後、親指シフトでFateの二次創作「プリンセスデート」を書き上げたことで自信をつけた僕は、今度は親指シフト入力用のキーボードを探すことになるのですが、それはまた別の話――。
ちなみに誤解のないように書いておきますが、ローマ字入力が親指シフト入力に劣ると主張している訳ではありません。僕は今もローマ字入力で記事を書くことが多々あります。アドエスはローマ字入力が前提ですからね。
すべてはフィーリングの問題です。僕にはたまたま親指シフト入力が指になじんだ、というだけのことです。
親指シフトやニコラ配列に興味を持った方は、NICOLA 日本語入力コンソーシアム(リンク)のサイトはいかかでしょうか?
親指シフト入力の導入は関連ソフトが充実してきたおかげで、昔に比べずいぶんと敷居が低くなりました。今の入力方法がしっくりこないという方は、一度お試しになってみることをお勧めします。
(4/08-H20 加筆修正)
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著者:勝間 和代 |
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